2024年6月25日号 (通算24-13号)
「農業科」授業に協力
美唄市では、小学校の授業に農業を取り入れ農業を通じた子どもの教育に取り組んでいます。小学校の総合的な学習時間を活用した「農業科」授業は成功も失敗も含めたトータルとして“農業で学ぶ”ことを目ざす画期的なものです。
2024年5月22日(水)、23日(木)の2日に分けて、中央小学校、東小学校の2校の児童99名が田植えを行いました。
この授業の受け入れは、市内で稲作を行っている齋藤実さんの田んぼで行われました。天候に恵まれた今回の田植え。児童たちは自分が植えた苗が分かるように「木札」を表札替わりに土に差し込みます。
田んぼは市内中心部にあるので秋の収穫時期までの間、下校時に寄り道になるのかもしれませんが様子を見に行くこともできます。また、休日には保護者の方と一緒に成長の過程を見ることができるでしょう。
なお、今週末6月29日(土)には、この「農業科」の出発点になった生命誌研究家の中村桂子さんの講演会が札幌市で開催されます。
この講演会の模様は、後日HAL財団公式Youtubeで公開いたします。
中村桂子 いのち愛づる生命講座 その3
「農業に学ぶ生きものとしての人間の生き方」
「農業に学ぶ生きものとしての人間の生き方」
日 時:2024年6月29日(土)12時30分~14時30分 (開場12時00分)
場 所:JRタワーホテル日航札幌 36階 スカイバンケットルーム「たいよう」
(札幌市中央区北5条西2丁目5番地)
この記事のURLhttps://www.hal.or.jp/column/1982/